18th
●問題提起
・低体重児は10人に1人で、30年前の二倍に増加
・やせ型妊婦から産まれた赤ちゃんが2500g以下の割合は
普通体型妊婦の1.8倍
・小さく産んで大きく育てるという方程式は崩れ始めている
・10年前は妊娠中は気持ちが赤ちゃんに全てシフトしていたが
現在は妊娠中でも普段と同じく綺麗でいようと自分の事を
優先する傾向
・痩せていなければならないという脅迫観念に駆られた
妊婦の例として、野菜だけ取るなどに偏った食事内容をとる。
妊娠前と同じ服を着て、踵の高い靴を履くなどという
ことに拘っている。妊娠中と産後の体型を異常に気にする、
妊婦なのにダイエットをしようとする、などが見られる。
・若い時からダイエットして、もともと痩せすぎで
妊娠中に食事改善しようと思っても出来ず、体重が
増えないので赤ちゃんに栄養がいかない
・日本は痩せてないと美しくないといったような意識
・先進国の中で痩せすぎの女性の割合が突出して高い
(タンザニア・ラオスと同じくらいの割合)
・日本は肥満に比べて、痩せの関しての問題意識が異常な程低い。
・厳しい体重管理の結果、安産は劇的に増えたが
産後の肥立ちの悪い妊婦が増えた。
●低体重児(小さく生まれた赤ちゃん)のリスク
・生まれた時から将来にわたって、エコ体質といって
人よりも脂肪を蓄積する体になり、成人病のリスクが高い。
(成人男女でとった統計で、低体重で生まれて育った人は
男性はコレステロール値が高く、女性は高血圧である割合が
顕著に高い。)
●問題改善について
・学会や医師会の間で、体重管理の見直しの方向へ
・適切な脂肪率をもった状態で妊娠に入る
・妊娠前から、必要な栄養素やカロリーをきちんと摂取し
健康体型を保つ
・出産の時の最終目標体重(~キロまで)を決めるのでは
なく、もともとの体重と妊娠期間中の時期に応じた体重管理をする
・不健康なまでに痩せていることが美しいといったような
間違った意識を改革するこが必要。